最終更新日 2024年3月21日
韓国は日本からも近く飛行機代が安いので、手軽な旅行先として人気です。
韓国旅行で外せないスポットは、景福宮です。
キョンボックンという読み方で、ソウル市庁から1kmほど北に位置しています。
ソウル市内から行けばアクセスが用意で、ここをツアーに入れているものが多いです。
都会の真ん中にありますが、朝鮮王朝時代の雰囲気が漂っており、時代物のドラマを見たことがある人は、ドラマの世界に入ったような気分になります。
景福宮に着く手前にある光化門広場には、銅像があります。
これは朝鮮王朝第4代世宗大王の銅像で、彼はハングル文字を作ったとしてドラマが制作されたこともあります。
銅像の周囲には噴水があり、子供が遊んでいることもあります。
光化門は景福宮の正門で、1295年に建設されました。
しかし1592年と1950年に消失し、1968年には鉄筋コンクリートで強度を高めました。
現在見られるのは2010年8月に完成した光化門で、当時の様子を再現しています。
毎日10時~16時は、時計の長針が12を刺すと王宮守門将交代儀式が始まります。
色とりどりの衣装を来た人々が列を作ります。
ドラマの世界で一度は見たことのある伝統的な衣装を撮影する観光客がたくさんいます。
景福宮に入らなくても見学できるので、時間が無い人もこの儀式だけは見ておくと良いです。
景福宮は朝鮮王朝の宮殿の中で最大なので、全てを見ると時間がかかりません。
勤政門をくぐってから左右のどちらのコースを優先するか事前に決めておきます。
康寧殿と交泰殿は景福宮の真ん中にあります。
ここは王と王妃が過ごしていた場所で、康寧殿は王が寝て交泰殿で王妃が寝ていました。
儒教では男女の関係を戒める教えがあるので、夫婦であっても寝室を別にしていました。
乾清宮は景福宮の中で唯一「宮」の文字が使われている場所です。
王が休憩するために韓屋の様式で建設され、自然に溶け込むように丹青は塗られていません。
旅行では食事も楽しみの一つで、韓国には日本人が美味しく食べられるグルメがたくさんあります。
サムゲタンでソウル市民に有名なのが、トソッチョンです。
契約農家から直接仕入れる鶏を使っており、伝統的な家屋も観光客に人気です。
口の入れた途端に鶏肉がとろけ、かぼちゃの種やナツメ、ゴマなどを煮込んだ旨みたっぷりのスープはスタミナや栄養を付けるのにピッタリです。
座敷は400席ありますが、人気のある店なのでランチタイムは行列ができます。
店内の広さから回転率は悪くありませんが、時間を無駄にしたくない人は早めに行くと良いです。
ガイドブックでよく紹介されるのは明洞餃子です。
お店の前に行列ができるのは当たり前なので、混雑時を避けて14時以降に来店するのもおすすめです。
スタッフは常にキムチとお水を持って歩き、お客が過ごしやすいようにサービスしています。
本場のキムチが食べられるだけでなく、カルグルスとマンドゥが絶品です。
カルグルスは日本のうどんに似ていますが、鶏の旨みが閉じ込められています。
一番人気のメニューでにんにくの風味も特徴的です。
マンドゥは豚肉とニラを入れた蒸し餃子ですが、中国の餃子と比べて皮が薄いです。
ご飯と麺、つゆはおかわり無料なので、たくさん食べたい人も満足できます。
韓国料理は辛い食べ物が多いですが、メニューに辛いと表記されている物は現地の人も食べられないことがあります。
日本人は世界的に裕福な人が多いと見なされているので、レストランなどで他の人より高額な料金を請求されることもあります。
しかし観光客のクチコミが多かったり、ガイドブックに紹介されたりするレストランは日本人だからと差別することはないので、リーズナブルな価格で美味しいご飯を食べられます。
韓国に旅行に行く時は、タクシーはできるだけ使わないのが良いです。
ソウル市内ではタクシーにぼったくられる事例が多く報告されています。
違法タクシーも多く走っており、日本より料金は安いですがサービスの質が悪いことから不快な気分になることが多いです。
これは観光客に限ったことではなく、ソウルの女性でもタクシーに乗った時は車内で携帯電話を使って誰かと話すなど事件に巻き込まれないように注意しています。
移動する時はバスや電車が交通費もかからないので安心です。
また車を優先する傾向があるので、歩行者の信号がギリギリの時は次の青信号を待ちます。
信号待ちをしていた車は、青になると歩行者が横断歩道にいても無理やり発信して急かすことがあります。
そもそも青信号が点滅し始めるのが非常に早いので、横断歩道を渡る時は余裕を持ちます。
韓国にも魚介類を生で食べる習慣がありますが、屋台など衛生状態が不安定な場所では、加熱処理した食べ物以外は食べないようにします。
屋台は日本では味わえない雰囲気があり興味をそそられますが、庶民向けすぎる店では食中毒の可能性がゼロではないので避けます。
最終更新日:2016年9月26日